市重要文化財に指定された「聖観音菩薩立像」を特別公開(9月5日)
8月20日に「聖観音菩薩立像」が市重要文化財に指定されました。これを記念し、9月16日まで中央図書館3階歴史ギャラリーで、特別公開とパネル展が行われています。
修復で判明した平安後期の仏像
「聖観音菩薩仏像」は、昭和50年代に、静岡県西伊豆町の廃寺から本山薬師寺、そして市の川崎山薬師寺に受け継がれてきました。この仏像を令和3年末から令和5年にかけて修復し、後世の補修や改変部分を取り除いたところ、ふっくらとした丸顔でやさしい表情、なで肩で厚みのない側面観などの特徴が見つかり、平安時代後期の仏像であることが判明しました。
8月20日、市はこの仏像を市重要文化財(彫刻)に指定。これを記念し、9月16日まで、中央図書館3階歴史ギャラリーで、この仏像の特別公開と修復の様子が分かるパネル展を実施しています。来場者は「これほど美しく残っていることに感動しました。タイムスリップしたみたいです」と、仏像に見入っていました。
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