市建築工業協同組合と協定を締結(10月17日)
消防本部が解体予定の家屋で実践型の訓練を実施できるよう、市建築工業協同組合と市消防本部が協定を締結しました。
消防士のレベルアップのために
市消防本部では、訓練施設が少ないため、施設の構造に慣れてしまい、応用力が付きにくかったり、放水訓練を屋内で実施できず、住宅でのホースの取扱の難しさを実感できなかったりするなど、訓練環境に問題を抱えています。そこで、市建築工業協同組合に相談したところ、解体予定の家屋を訓練場所として提供していただけることになりました。今後、現場に即した家屋などで訓練することで、それらで得られる経験を災害への対応力向上につなげていきます。
この日、市消防本部と同組合は、解体予定の家屋に関する協定を締結。同組合の藤原民雄・理事長は、「住宅を提供してくれるお客さんからの理解を得ることが課題となりますが、これから出てくる問題にその時々で解決していきます。屋根の上を歩くのもよい経験になると聞いたので、小さなことでも協力していきます」と、協定に込めた思いを話しました。会津浩樹・消防長は「協定を結んでいただきありがとうございます。実際の建物を活用し、訓練していくことで、より実践的な訓練ができて消防士のレベルアップ、組織強化につながります。今後も市民の皆さまの安全安心のために、全力を尽くしていきます」と、お礼の言葉を述べました。
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