企画展「半鐘が伝える戦争」展を開催中(8月8日)

ページ番号1018874  更新日 令和5年8月8日

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太平洋戦争中の「金属類回収令」を免れた江戸時代の半鐘などを、市役所高層棟1階の展示スペースに、9月29日まで展示しています。

大戦中の日本の姿を今に伝える

半鐘を見る市民の写真

市役所高層棟1階の東側通路に設置された展示スペース「ヒストリーウィンドウ」では、9月29日まで「半鐘が伝える戦争」というテーマのもと、江戸時代の半鐘などを紹介する企画展示を行っています。

この半鐘は、那加東亜町にあった消防団の火の見やぐらにつり下げられていたもの。市文化財課の調査で、那加新加納町の寺院「法光寺」に寄進されたものであることが判明しました。これにより、「金属類回収令」が発令されていた太平洋戦争中、寺院の半鐘の供出を免れるために、供出の対象外だった消防団(当時は警防団)の半鐘と交換したものと考えられます。これらの展示を通して、当時の各務原市の金属供出の状況や、大戦中の姿を伝えています。

この日市役所を訪れた方は、「戦争を知らない世代でも、当時の様子を身近に感じられます。当時を学ぶきっかけになります」と、展示に見入っていました。

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