「美濃國幕領御膳籾」の販売を市長に報告(11月10日)

ページ番号1019631  更新日 令和5年11月10日

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現在の各務原市域でも作られていた「御膳籾」を、当時の史料をから読み取れる施肥の仕方を参考に生産。販売が決定し、生産者らが浅野市長に、これまでの取組などを報告しました。

各務原の歴史をかみしめる

御膳籾について説明を受ける浅野市長の写真

江戸時代、徳川将軍家に献上されていた米「御膳籾」は、現在の各務原市域でも生産されていました。昨年、市歴史民俗資料館が、「御膳籾」の企画展を開催。これをきっかけに、ぎふ農業協同組合が呼びかけ、市や生産者、岐阜農林事務所による「御膳籾復活プロジェクト」が発足しました。当時の史料から読み取れる施肥の仕方を参考に、県を代表する米「ハツシモ」を、当時は存在しなかった農薬・化学肥料の使用を抑え、有機肥料などを使用し、環境負荷を低減した「特別栽培米」として生産。「美濃國幕領御膳籾」の名称で販売されることが決定しました。

この日、プロジェクトメンバーが市役所を訪問し、浅野市長に、これまでの取組などを報告。岩佐哲司・ぎふ農業協同組合代表理事組合長は、「現場からの発信で、このようなストーリー性のあるものを作りあげることができ、うれしく思います。行政においても、さまざまバックアップをしていただきありがとうございました」とあいさつしました。浅野市長は、「甘みがあり、とてもおいしいです。これからも協力しながら、御膳籾を使って市をPRしていきたいです」と、今後の展開に期待を込めました。

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